門司港地域の足跡
~旧門司税関の内側から歴史を発見!!~

門司港には様々な歴史的建造物が立ち並んでいます。
その中に「旧門司税関」という有名なスポットがあります。
旧門司税関の中に入ると、まず目を見張るのは、重厚な赤レンガが敷き詰められたその内装です。この建物自体が明治45年に建てられた、とても貴重な建造物なのですが、その中には、色がはげたとても古いレンガと新しい赤レンガの両方が使われていて、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。

これは、明治時代の竣工当時そのままのレンガと復元された平成時代の新しいレンガの両方を使っているからなんだそうです。しかもその壁をよく見ると、焼け焦げた木片が埋め込まれている箇所もありますよ。これは木レンガといって、レンガのひび割れを防ぐためのクッションの役割をするものだそうです。昭和20年の門司大空襲によって屋根が焼け落ちた際の爪痕ともいわれています。

ひとつの建造物のレンガを通して、明治から大正、昭和、そして平成へと続く、長い時間の流れをじっくりと味わうことができますよ。旧門司税関は、そんな時間の波を乗り越えて、現在に蘇ったまさに歴史の作品なんですね。
