門司港地域の足跡
~海の難所を照らし続ける部埼灯台~

部埼灯台は門司区大字白野江にあり、国の重要文化財で日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財にも指定されています。明治5年に初点灯してから百数十年、関門海峡の航海の難所に光を届け続けています。
この場所は、灯台ができるずっと前は、清虚(せいきょ)という一人の僧が修行に向かう途中、この海の難所に気づき、多くの人の命を救おうと自ら火を焚き続けた場所ともいわれています。

清虚は、74歳でこの世を去るまでの年月、雨の日も風の日も読経とともに火を焚いて海の難所に光を届け続けたそうです。
その功績を称え、1972年、部埼灯台の足元の海岸に大きな白い清虚の像が建てられました。私たちも拝見しましたが、現在でも海をじっと見守っているようでした。

現在の部埼灯台では、地元のボランティアの方々が、樹木の枝を剪定したり、雑草を抜いたり、周辺に紫陽花の花を植えられたりするなど、日頃からとても大切にされています。
そんな美しい場所でのぞむ関門海峡の眺めは最高でした。
みなさんもぜひ訪れてみてください!

