人との出会い

門司港で喫茶店を営まれるこがねむしのご店主藤本英幸さん、千恵美さんです。

藤本さんご夫妻は、1978(昭和53)年からお店を運営されており、今年(2021年)で創業43年目。

生まれ育った大好きな門司港で、夢であったお店を出したいと出店をされたそうです。

こがねむしさんの看板メニューといえば、やはり焼きカレー。創業以来43年ずっと継ぎ足しているカレーとサクサクのオニオンフライが相性抜群です。

長年多くの人に愛され続けるこがねむしさんですが、そこには料理だけではなく、ご店主さんの「人を思う温かい気持ち」がありました。

「外では、うれしいこと悲しいことつらいこと大変なこといろんなことがある。門司港に来た時には綺麗な景色や、いろんな人と会って、美味しいものを食べて 栄養を補給して帰ってもらいたい。人々の心の安らぐ場でいたい。」

そう話してくださいました。

店内の壁のカレンダーには、どなたかの誕生日が書いてあったりもします。

「人の心がまちをつくりあげている。」

「どんどん門司港の地域が良くなるように、ここでにっこり笑っていたい。幸せな空気を出していきたい。」

そう語るご店主さんの温かさが今後も門司港のまちで、人から人に伝って広がっていきます。