人との出会い

門司港栄町商店街から少し脇道に入ったところに「栄小路」という小道があるのをご存じですか?

大学生でもなんとなく懐かしい気持ちにさせてくれる、そんなやさしい小道です。そこで、もうずいぶん前から営業されているように感じるほど、周りの雰囲気にとても馴染んでいるかわいいお店があります。それが『てるちゃんのバナナジュース』。

私たちも大好きなので、何度も通わせてもらっているのですが、オープンしたのはなんと2021年4月!

それなのにこの懐かしさはなんだろうと考えていると、バナナジュースの味と、てるちゃんのお人柄であることに気づきました。

「てるちゃん」こと菊池照代さんは、ご主人と門司港で「菊池印章堂」を営みながら7人の息子さんを育ててこられたお母さんです。

バナナジュースを販売するようになったのは、照代さんの、息子さんが小さかったころ、手作りのバナナジュースを飲ませてあげていたこと。そして、「バナナの叩き売り」が門司港の発祥の地であることがきっかけだそうです。

バナナジュースは、完熟バナナと牛乳のみで作られているそうで、とても飲みやすく満足感たっぷりです。

そして、そんな説明をしてくださるときの、てるちゃんのとてもあたたかい雰囲気が、お客さんとしてやってきた私たちをとても元気な気持ちにしてくれます!

みなさんも、愛情のつまったバナナジュースとあたたかいお母さんに会いに、ぜひ門司港に訪れてみませんか。