人との出会い

中央市場の入口に入ってすぐのKuroshibaChiffon(クロシバシフォン)のご店主、石橋悠羽(いしばしゆう)さんで

す。

石橋さんは、2020年の6月から「KuroshibaChiffon」という看板を掲げ、日々豊富な種類のシフォンケーキを販売されています。「バニラ」や「チョコレート」といった定番味のシフォンケーキはもちろん、「梅」「おしょうゆ」といった一見シフォンケーキと結びつかない変わった味のものもあります。

「梅」味のシフォンケーキは、夏バテ対策にと、石橋さんの温かい想いが込められています。

そんな石橋さん、シフォンケーキ専門店を出す前は、なんと学校の給食調理員として活躍されていたそうです。料理だけでなく、お菓子作りにも興味があった石橋さんは、当時よく作っていたシフォンケーキを知り合いにプレゼントしていたそうですよ。

ある時、小規模なマルシェで偶然に出会った、エスタルティンのご店主のお言葉をきっかけに、当時のお仕事を辞め、夢であった「お店を出す」という第二の人生をスタートさせます。

ところが、お店を出された当初は、初めての経営の不安さだったり、コロナ禍によるお客様の獲得の難しさであったりと、思うようにいかないことも多かったようです。

それでも、めげずに挑戦し続けてきた石橋さん。

「色々な人に食べていただきたい!」この熱い想いで、無添加商品にこだわり、食材選びから新商品の開発に至るまで、何度も何度も試作を繰り返してきたといいます。

また、作ったものはインスタグラムなどのSNSに投稿して拡散したり、様々な場所で行われているマルシェに足を運んだりするなど、とても活発に活動されています。

「これからも地道に変わった味のシフォンケーキを作り続け、多くのお客様に食べていただきたいです!」

そう語る石橋さんの挑戦は、まだまだ続きます。

是非一度、手作りシフォンケーキを味わいに足を運んでみてください。