歩いてみたい門司港の街

 こちらでご案内するのは和布刈エリアです。

そこにたどり着くまでに見えてくる海峡の眺めや和布刈神社に立つと聞こえてくる潮騒は、私たちとってとても魅力的です。

まず九州鉄道記念館駅を出発する門司港レトロ観光列車「潮風号」に乗って、和布刈公園を目指します。トロッコ列車に揺られながら、対岸の下関まで広々とした景色を見渡すことができます。

和布刈公園に着いたら、海岸沿いを歩きながら、ゆっくりと和布刈神社を目指します。

しばらく歩くと、大空を貫くように関門橋がかかっているのが見えてきます。その真下にあるのが和布刈神社です。

和布刈神社は、九州の最北端に鎮座する神社です。関門海峡に面して社殿が立ち、旧暦の元日未明にワカメを刈り取って神前に供える神事(県指定無形民俗文化財)などで知られています。

鳥居をくぐって階段を降りると、関門海峡の潮の流れをとても近くに感じることができます。

それは神社が創建されて1800余年ともいわれる壮大な時間の中で、いまも決して変わらない自然の豊さなのかもしれません。

そんな美しさをみなさんもぜひ味わってみてください。